今月はエスターファーストキルに全て持っていかれた
目次
書籍
いけない
各章の最後に添えられた写真を見ることでオチの意味がわかるという小説。ある種、変則の叙述トリック。
写真の謎はひと目見ただけじゃ解けないようになってるんだけども、まあそれは真面目に解いてもいいし、面倒ならググってもいい。好きな遊び方が出来る。
この仕掛けを上手く使った最終章が良かった。
それにしても売れてる作家はやはり文章が上手い……。
ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律
7つの習慣からホリエモンまで、古今東西あらゆるビジネス書のノウハウを1冊にまとめた結果、「会議には出ない」という項目のあとに「会議でするべきこと」という項目が来ているような狂った構成になっている。
キン肉マンとかテニスの王子様の矛盾点を面白おかしく説明していた古のテキストサイトのノリに近い。ああいうのを読んでいた人にとっては大好物のはず。
映画
君たちはどう生きるか
例の鳥の映画。
宮崎駿自ら「おそらく、訳が分からなかったことでしょう。私自身、訳が分からないところがありました」などと仰ってるという問題作。
個人的には分からない部分がありながらも、色々な絵が見れて綺麗だったなーみたいな感じで満足してます。
三十四丁目の奇蹟
今まで見た映画の中でベスト3ぐらいに好きな映画。(厳密に3本を考えたことはないけれども同率3位とかはめちゃくちゃたくさんありそう)
ざっくり言うと、自称サンタのおじいちゃんが本当にサンタであることを法廷で証明するというのがおおまかなあらすじ。
物語のギミックも鮮やかだし、見終わったあとにすごい温かい気持ちになる。
アメリカではクリスマスの定番映画だと聞いた。
エスター
見るのは確か二回目。
オチに全てを持っていかれすぎて忘れがちなんだけれども、観客をビビらせる課程が大変に丁寧で素晴らしい。色んな意味で「そこまでやるか」みたいなのが籠っててよかったです。
エスターファーストキル
エスターの続編であり、前日譚でもあるんだけれども……嗚呼とんでもねえ……ほんっとにとんでもねえもんを見ちまったよ……。
前回をしのぐ衝撃の展開というか、「え、普通思いついてもそれはやらなくない!?」みたいな映画なんだけれどもネタバレ厳禁すぎて何も言えない。その切り口でエスターを作るのは斬新すぎるわ……。
ちょっと賛否両論気味なんだけれども、個人的にはめちゃくちゃ好き。
予習は必須。これ話題になってなかったのビックリ。
イベント
A級ヒットパレード〜絶途新時代
感想は以前書いたので省略。
あと何年見れるのかなあ。
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