【まとめ】R4年6月に読んだ面白かった本など

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月末恒例の振り返り企画です。

思ったよりインタビューに時間取られすぎてて読書出来てないかもです。

 

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medium 霊媒探偵城塚翡翠

霊媒師×本格ミステリーの特殊設定ミステリ。

真相に辿り着いたとき、「騙された」といううよりも「もてあそばれた」と思ってしまった。

「妙にねちっこい描写をする箇所があるなあ」と思って読んでたんだけれども、それすらも布石だったとは。いやはや。

納得のこのミス1位。この力作を讃えずして何を讃えるのかという一作。

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ハサミ男

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劇場版だけ先に見ていたので、「今更トリックの知ってるミステリーを見てもなあ」と思ってたけど、セールを機に購入。ネタバレとか関係なしにめちゃくちゃ面白かった。”メフィスト賞”を取ってるだけある。

ミステリーのパズル的な面白さとエンターテインメント的な爽快感を両立させた傑作。

シンウルトラマン

良くも悪くも初代ウルトラマンの令和リブート。

結構評価が難しい。

最後の終わり方に少しモヤモヤするものの、あとで思い返すと「良いもの見たよなあ」って気分になる。やはりウルトラマンは偉大。

ひとつなぎの映画で見るよりかは連続ドラマで見たかったかな。

教室が、ひとりになるまで

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六人の嘘つきな大学生と同じ作者です。

特殊設定ミステリとしては良く出来てるんだけれども、「それを許しちゃ何でもありじゃん?」という気持ちも少し。

面白いことは面白いけど、六人の嘘つきな大学生を先に読んでるとどうしても物足りなさは感じてしまうところもあります。

ブラック・ジャック創作秘話 ~手塚治虫の仕事場から~

マンガゴッドこと手塚治虫の実像を関係者のインタビューをもとに漫画化した作品。

労働基準法?コンプライアンス?何それ美味しいの?みたいな時代の話なので、出てくるエピソードは基本的にムチャクチャ。

特に1巻に収録されている”アニメ地獄”の話は必見。

この話については岡田斗司夫の解説が面白い。

『24時間テレビ』で放送された“手塚アニメ”の制作現場が地獄すぎた件「オンエア中にラストシーンのコンテを描いていた」
毎週日曜日、夜8時から生放送中の『岡田斗司夫ゼミ』。8月26日の放送では、パーソナリティの岡田斗司夫氏が日本テレビ系列で放送されている『24時間テレビ』内で、かつて流されていたスペシャルアニメについて触れ、当時の過酷なアニメ制作現場について語りました。

 どれくらい歴代最悪のスケジュールだったかというと、この時に制作をやっていた人から直に聞いた話なんですけど、手塚先生は、『マリンエクスプレス』のオンエア中に、そのラストシーンのコンテを描いていたって言われているんですよね。

そんなもの、絶対に間に合うはずがないんですよ。それくらいスケジュールが遅れに遅れたんです。そして、『バンダーブック』の時のような“失踪”はなかったんですけど、デスクや制作担当たアニメーターが、バタバタと過労で倒れて行ったそうです。

しかし、そんな中でも手塚先生だけは倒れないんですよ! 一番ハードに働いているのに(笑)!

 

プロフィール

読書好きのゲーマー。
ゲームは無双みたいなライトな物が好き。
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