R4年11月の面白かった書籍・映画など 三体をついに読んだぞ!

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気付いたら11月はキヨさんのインタビュー(前編後編)しかブログの記事作ってなくてビックリしました。ブログの作業自体はひたすらやってるんですけども……。

その分、12月はそこそこ記事が多くなりそうです。

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書籍

読者ハ読ムナ(笑): いかにして藤田和日郎の新人アシスタントは漫画家になったか

VR藤田和日郎の弟子。

こういったHow to本は当たり障りのない、というか普遍的なことを書いてくれそうなもんなんだけれども、この本に出てくる藤田和日郎は「オレはこういう漫画の描き方しか知らねぇンだわォ……」とヤンキー系の強キャラみたいな雰囲気。

「線は情念を込めて引け!」とか、読者にとって再現性があるのかどうかさっぱり分からないんだけれども、説得力だけはやたらある。

漫画は工業製品じゃないから、これぐらい”個人”が強く出たHow to本の方が役に立つのかもしれない。

三体

中国発のハチャメチャSF小説。

読んだ人間が口を揃えて面白いと言ってたんだけれども、実際読んでみたら本当にめちゃくちゃ面白かった。

「実は、この世界には太陽は3つあって~」とか「神様を眠らせたいので、クソデカ振り子で天に向かって催眠術をかけます(真顔)」みたいな展開が続いて、良い意味で「どうなっちまうんだこれ……」と目が離せない。

こんな無茶設定なのにハードSFとしての側面を一切崩していないのがすごすぎる。これ映像化するらしいんだけれども、どうやって落とし込むんだろう。

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映像

霊媒探偵・城塚翡翠(ドラマ版)

原作は先に読んでいたんだけれども、超面白かった。

正確に言うと、最終話の大どんでん返しの部分だけが異常に面白くて、そこに至るまでのドラマは普通。というかちょっと眠いかも。それを我慢してでも、最終話を見る価値はあるけれども。

続編にあたる”invert 城塚翡翠 倒叙集”はポスト古畑任三郎みたいな雰囲気があるんだけれども、1話から霊媒探偵・城塚翡翠のネタバレがありまくりなので、気になる人はちゃんと前作から見てほしい。

楽園追放

有能で合理主義のメスガキが浮浪者みたいなおじさんに1時間10分かけて仁義と非合理性の素晴らしさを説かれる映画。残りの30分で人間堕ちしたメスガキを鑑賞しろ!

あまり好きなタイプの映画ではないんだけど、作り方は上手い。さす虚淵。

シン・ウルトラマン

シン・ウルトラマン

映画館で見たときはシン・ゴジラレベルの作品を期待したせいもあって、正直なところ過大評価だと思ってたんだけれども、作品のスケール感を理解してから改めて見るとすごく面白かった。

今思えば1周目のときは情報量が多すぎて、頭がパンクしていたのだろうと思う。

ゴーストバスターズ

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20年ぐらい前に金曜ロードショーで見たっきりだったけれども、今年見た映画の中でぶっちぎりで面白かった。もしかしたら生涯ベスト1かも?

まず世界観が秀逸。冷蔵庫が異世界に繋がっていて、幽霊がテレキネシスで生卵を目玉焼きに変えるとか脳のどの辺で思いつくんだろうな。雑なCGで作られた蛍光色の幽霊も作品の雰囲気をよく表している。

あとは世界観を支えるセリフ回しとキャラクターが良すぎる。「無許可の原子力装置を背中に背負ってるんだ」には死ぬほど笑った。やはり、笑いの根幹は暴力と暴言と不謹慎……。

冴えないおっさんたちがときどきめちゃくちゃ格好良く見えるのも好き。

最後にストーリーのスケールが意味わからんぐらいデカくなるのも完璧。

プロフィール

読書好きのゲーマー。
ゲームは無双みたいなライトな物が好き。
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