話がギッスギスしてまいりました(機動戦士ガンダムZZ感想  22話~24話)

ガンダムZZ
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どうだ!これがお前らの見たかった鬱ガンダムだぞ!という天の声が聞こえてきそう。

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第22話 ジュドー、出撃!!

月面都市グラナダを出港したアーガマに、地球へ向かうネオ・ジオン艦隊の旗艦サダラーンへ攻撃命令が下った。ジュドーは妹のリィナもネオ・ジオンの艦隊に居るとにらみ、独断で出撃してしまう。
だが、MS ZZガンダムにはビーチャの悪巧みで爆弾が取り付けられていた。ジュドーを失敗させ、ビーチャはZZガンダムのパイロットの座を奪うつもりなのだ。
ジュドーの接近を感じたハマーンは、彼を旗艦サダラーンへと誘導する。ジュドーに対し手を組まないかと持ちかけるハマーン。しかし、ジュドーはそれを拒否し、ビーチャの爆弾でハッチを破り脱出。そこでネオ・ジオンの歴戦の戦士であるラカン・ダカランのMSドライセンの攻撃を受け苦戦するが、エルとルーの援護で撃退に成功する。

またアーガマが「ハイメガ粒子砲付けてやっただろ」の一点張りで無茶な司令を受けてる。アーガマって今ルー以外の正規の戦闘員いなくないですか?

今回からハマーン様は二次創作で良く見る例のマント付きの格好に。

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ハマーンがジュドーに「私たちは戦う理由がない」と説得をしていた。ジュドーが戦う理由って今のところ妹しか無いので、妹さえ返してもらったら大人しく前線から外れる気がする。

新しい敵、ラカン・ダカランは今までの敵と違ってふざけた雰囲気は皆無。いよいよZZもシリアスに突入する?

 

第23話 燃える地球

ブライトは再びアーガマでネオ・ジオン艦隊に肉薄する。ジュドーはリィナを救出するチャンスにかけ、ネオ・ジオン艦隊の地球降下作戦を阻止すべくMS Zガンダムで出撃した。
だが、そこへプルの乗るMSキュベレイMk−IIが出現。グレミーによって精神操作されたプルは、ジュドーを敵だと思いこまされていた。ジュドーは必死にプルを目覚めさせようとするが、直接向き合ってもプルはジュドーに銃を向けてくる。
やがてZガンダムとキュベレイMk−IIは大気圏に突入。キュベレイMk−IIの肩を破壊しつつも、ジュドーはZガンダムでプルのキュベレイMk−IIをかばいつつ大気圏突入に成功。一方、ハマーンはアーガマの攻撃をかわし、ネオ・ジオンの艦隊は地球への降下を開始した。

話が完全にシリアス一辺倒になった。今までギャグをやっていたキャラ達で突然シリアスをやり始めるのは好き。クレヨンしんちゃんの劇場版も普段が緩いから泣けるというのはあるよね。

ビーチャが突然戦争の意味とかを考え出して戦闘への参加を渋る。そんなやりとりの後なのに、ビーチャが意気揚々と百式に乗り込んでたのがちょっと意味不明だった。酸素欠乏症か?

ジオンサイドではグレミーとハマーンがギスギスし始めた。グレミーがニュータイプのクローンを育ててるという噂があったけれども、あれが伏線としてどこかで機能しそうな予感。

 

第24話 南海に咲く兄妹愛

アフリカ上空に降下したアーガマは激しい嵐とMSカプールの攻撃に苦しめられる。だが、地元の漁師の案内で安全な入江にしばし停泊することができた。
一方、ジュドーは妹リィナがいると思われるダカールへ向かうために漁船に乗りこみ、タマンという少年とその妹アヌと出会う。実はタマンは金欲しさにネオ・ジオンの手先として働いており、アヌはその危険な仕事をやめさせたがっていた。
タマンがMSカプールでアーガマ攻撃に出撃したと知ったジュドーはZZガンダムで彼を連れ戻しにいく。ジュドーはMSザク・マリナーの攻撃からアーガマを守りぬき、タマンにネオ・ジオンへの協力と、戦争で一儲けする考えを止めさせた。

「誰だ!コアファイターに乗ってるのは!」

この系のセリフを聞くのは何回目だろう。

アーガマに配備されているもの勝手に乗られすぎ問題。

話全体ががギッスギスしてきてZガンダムのときみたいな暴力も増えてきた。

地球に突入したことで重力描写も増えた。ガンダムシリーズは重力描写の細かさも見どころ。

ジュドーがアフリカの子供に戦争の悲しさについて涙ながらに説教するシーンが今回のみどころ。最初から笑顔でガンダムに乗っていた少年から出る言葉とは思えない。

 

 

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