シリアス長編でもハルヒシリーズらしさは変わらず:涼宮ハルヒの消失(原作) /谷川流 感想【読書記録】

ライトノベル
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あらすじ

 「涼宮ハルヒ?それ誰?」って、国木田よ、そう思いたくなる気持ちは解らんでもないが、そんなに真顔で言うことはないだろう。だが他のやつらもハルヒなんか最初からいなかったような口ぶりだ。混乱する俺に追い打ちをかけるようにニコニコ笑顔で教室に現れた女は、俺を殺そうとし、消失したはずの委員長・朝倉涼子だった!どうやら俺はちっとも笑えない状況におかれてしまったらしいな。

大人気シリーズ第4巻、驚愕のスタート。

Amazonより引用

 

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感想 

シリアス長編なので笑いの要素は少なめ

今までのハルヒシリーズはどこかにちょっと笑える要素があったのですが、『消失』では冒頭のやりとり以外ではそういった場面はほぼ皆無。シリーズ初のシリアス長編です。

それでも今までのようなテンポの良さや『少し不思議寄り』のSF要素は全く失われておらず「やっぱりこの作者は筆力が高いなー」と改めて思う次第です。

キョンの内面をテーマにした1作ですが、過去シリーズの小さな出来事も綺麗に伏線となっている集大成的な内容です。1巻から通して読んでいると感動とか興奮とか、色々なものがないまぜになってちょっと震えます。

 

ほぼ最終回

大まかな感想は劇場版のときに書いた通りです。やっぱり『消失』が最終回で良いと思います。

『憂鬱』の冒頭、心のどこかで超常現象を望んでいたキョンが『消失』のクライマックスで自分がSOS団の一員であることを認めるという流れはとても最終回チックで美しいと思うんですけれども、シリーズはこの後も続いていくんですよね。どう続けたんでしょうか。

消失以降はアニメでもほとんどやっていなかったのもあって、ちゃんと読んだはずなんですけれども記憶が薄いんですよね。改めて読むのが楽しみです。

 

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 劇場版の感想です

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新刊の感想も書いてます。

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