喝采のマオ登場。そして退場。
STAGE13 シャーリー と 銃口
ナリタでの戦闘によって起こったある事実が、ルルーシュやカレンの心を苦しめる。信念を貫きブリタニアと戦っていく決意をしたルルーシュは、黒の騎士団を率いてコーネリア軍へ向け出撃する。その途中、スザクの操るランスロットと一騎打ちになったルルーシュは、そこで居るはずのないシャーリーの姿を見てしまう
ED曲がアリプロから変わってるんだけど!?!?
モザイクカケラも良い曲ですけど、これじゃコードギアスがまともな学園物と勘違いされませんか???
子供たちに誤解を与えないようにED曲をアリプロに戻す必要があるのではないでしょうか。
……冗談はさておき。
「間違ったやり方で得た結果なんて、意味はないのに」と黒の騎士団を批難するスザク君。
もちろん、黒の騎士団の当事者たるルルーシュとカレンがその場にいるとは思いもしません。
スザク君の空気の読めなさは天性のものがあるなあ……
追い打ちをかけるようにシャーリーから「私、 やり方間違えちゃった……。キスだけしてもらっても嬉しくないのにね」と、暗にルルーシュを否定するような発言も飛び出します。
家に帰ればC.C.からも「ゲームのつもりだったか?」と罵られる始末。
これはルルーシュに感情移入していた視聴者にも向けられらたセリフのようにも聞こえます。
実際チェスの延長線上みたいな感覚で指揮していた時期ありましたからね彼。
四方八方からボロカスに生き方を否定されるルルーシュ。
この局面でルルーシュの出した結論は……
「結果は全てにおいて優先する」
むしろ、今までの犠牲に報いるため、より修羅の道を進むと。
そしてスザクとの相互理解がまた一歩遠のいた。
過程の正しさはすっ飛ばして、とにかく結果だけ出せればいいというのはウォッチメン的な思想ですね。
STAGE14 ギアス 対 ギアス
シャーリーに秘密を知られたのではないかと疑い、彼女の後を追うルルーシュ。C.C.にどう始末をつけるのかと問われるが、答えを持たなかった。その頃、シャーリーはナリタでマオという謎の男と出会う。彼は人の思考を読むギアス能力者だった。シャーリーは彼に操られるまま、ある罪を償うため死を選ぼうとする。
ここ数話ずっと、視聴者にダメージを与える展開が続きすぎてずっと「うわぁ」と思わず声に出してしまってるんですけれども、今回もキツかった。
最後のルルーシュやシャーリーの胸の内を考えると悲しい。
もうちょっと都合のいい部分だけ記憶を消す方法があったような気がするんだけどなあ……とは思いますが。
マオの心を読む能力は、2人以上の人間には使えなさそうな描写があったんですけれども、どうなんでしょうね。
ルルーシュを人の少ない電車の中に誘ったこととか、シャーリーに撃たれることを予想出来なかったこととかが伏線になっている気がします。
STAGE15 喝采 の マオ
ルルーシュとの契約を破棄して、マオの元へ戻ると言い出したC.C.。ルルーシュの制止を聞かず、彼の元から去っていく。C.C.はマオの目的が自分であることを知っていた。そして、責任を取るために再びマオと会うことを決意したのだ。指示されて向かった遊園地でC.C.は、マオに銃口を向けるが…。
マオの心を読む力は集中力によってブレるらしい。また、思考が読めるせいで頭脳プレイ的な読み合いが出来ないという欠点も。
そこに気付いたルルーシュの頭脳プレイ勝ち。
マオはルルーシュにクソほど煽られた挙句、その場にいた警官に射殺されてしまいます。
馬鹿を煽るのが上手いというのは地味ですが厨二ポイントが高い能力ですね。
あれだけ強そうだったマオもあっさりと退場することになって、ルルーシュ株が上がりっぱなしです。
そろそろ足元すくわれない?
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