カミヅキ記録帳

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【読書感想】神経科学で考える脳のパフォーマンス① モチベーションを生み出すのは客観視とドーパミンだ!(BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは/青砥瑞人)

対戦ゲーム上達のために一番大切なものは、モチベーションと言っても過言ではないと思います。

脳神経学的には「モチベーションを生み出すのは客観視とドーパミンだ!」ということになるみたいです。

今回の本はかなり面白かったので、自分の学びにするために、本の内容を数回に分けてまとめていこうと思います。

BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは

 

BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは

BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは

  • 作者:青砥瑞人
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon

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【目次】

 

概要

人の神経系はブラックボックスとして扱われ、なかなか研究が進まなかった。
しかしながら、近年の科学技術の発展により、そのブラックボックスが開かれ始めている。
人類が新たに獲得しつつある叡智が、難解な科学論文の中だけに埋もれているのは非常にもったいない。そしてその叡智が、単なる事実確認のためだけに使われることも、人類にとっては大きな損失になる。
本書の役割は、神経科学が新たに示してくれる叡智を、哲学や心理学でこれまで育まれてきた叡智と照らし合わせることである。
そして、ビジネスを含めた我々の生活と照らし合わせることにある。
その結果として、人間理解にどのように応用できるのか、実際の生活にどのように応用できるのかを探求する「応用神経科学」としての役割を担いたいと考えている。

世界では、神経科学の企業研修への応用、教育への応用が少しずつ始まっている。ここ日本でも、その流れが動き始めている。企業や教育現場において、脳を学ぶ時代、神経科学を応用する時代が始まったということだ。

本書では、特にビジネスパーソンからの要望が多く、課題を感じているという「モチベーション」「ストレス」「クリエイティビティ」という三つのテーマについてお話ししていきたい。

Amazonより引用

 

まずは客観視!客観視!客観視!!

人間は、意識的に注意を傾けたものじゃなければ記憶に残らないそうです。

たとえば、自宅から最寄り駅を繋ぐ道は何百回、何千回と通ってると思うのですが、その途中にどんな木が植えてあって、電柱が何本立っていたかということまで覚えている人は少ないと思います。

このことは"自分自身"についても当てはまります。

人は、自分自身についてですら、意識的に注意を傾けないと記憶に残らないのです。

むしろ、人間は「自分のことは自分が一番わかっている」と錯覚しがちな性質を持っている分、自分のことは自分が一番わからないそうです。

そのため、人間は、自分のモチベーションについて理解しているようで実はまるっきり理解出来ていません。

そこでモチベーションアップのための第一歩として推奨されているのが、自分のモチベーションが上がる瞬間を、客観的に考察してみることです。

 

「好き」や「快感」を考察するとモチベーションの源泉に辿り着く

モチベーションが上がっているとき、ドーパミンが脳の中に溢れています。

どんなときにドーパミンが出るかを知っておけば自分のモチベーションポイントを探す助けになります。

 

①SEEK

「おいしいかもしれない」「楽しいかもしれない」「学びが得られるかもしれない」という好奇心。

最近、僕のあらゆるモチベーションはだいぶ学びの好奇心に寄ってきてます。

 

②WANT

学習済の快感を追い求める本能

僕の友人でポケモン高モチベ勢がいたんですけれども、理由を聞くと「昔、ポケモンで女にモテたこと」が原動力でした。

 

③LIKE

「これは好きだ」という感覚

ちょっと話は逸れますが、自分の中の「ささやかな好き」を見出す能力が高まると、ちょっとしたことでドーパミンが出てモチベーションが上がるようになるそうです。

自分の内側の声に耳を傾けて、「言語化出来てないけど実は好きな物」を見つけられるようになると良いかもしれません。

 

④期待値、予測差分

期待や予想と異なることが生じると、脳がその差分を感知してドーパミンを出します。

他人に望みすぎない、自分に期待しないを心がけておくと、その差分でモチベーションが湧きやすくなります。

残業代が思ってたより入ってた!!というときの、あの気持ちよさはドーパミン由来のものだったわけですね。

 

他人のモチベーションは参考にならないかもしれない

人によって記憶や経験が異なるので、当然、何がモチベーションになりうるかも人によって変わります。

たとえば、格闘ゲームの上達のコツでよく言われる倒したい人間をモチベーションに練習しようなんですけれども、僕はそれでモチベーションが大きく上がらないタイプみたいです。

「誰かを倒したい」というのはもちろんあるんですけれども、どちらかというと勝てる方法を見つけたい(言語化したい)というSEEKの情動がモチベーションになっているらしいと最近自己観察をして気づきました。

なかなか骨太な本ですが、面白いのでプライムリーディングで読み放題のうちに読んでみることをオススメします。

次は、ストレスと脳の関係の話をアップする予定です。

 

 

 

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