アニメージュとジブリに何の関係が?と思ったら、かつてアニメージュの編集長は今ジブリでプロデューサーをやっている鈴木敏夫だったんですね。
今回の展示では、ジブリの宮崎駿だけでなく、ガンダムの富野由悠季と攻殻機動隊の押井守についても掘り下げられていました。
会場前。
過去のアニメージュの表紙のポスターがペタペタと貼られていました。
最近ちょうど岡田斗司夫の「遺言」を読んだので、オネアミスの翼を見ると嬉しくなります。
中に入ると過去のアニメージュ雑誌が宙づりになってお出迎え。
ジブリとアニメージュ展なんてタイトルなのに、富野由悠季にもガッツリワンコーナーが割かれていたのは嬉しい誤算。
ファーストガンダム当時の富野由悠季インタビューが読めて楽しかったです。
ガンダムの基礎教養を終わらせておいてよかったと思いました。
アニメージュは発刊当初からクリエイターにスポットライトを当てていたそうです。
写真は撮影OKのガンダムのジオラマ。
もちろんジブリもガッツリ。
実は風の谷のナウシカは未だに見たことないんですよね。
正確に言うと、ナウシカが地下で植物を育てているところまでは見たんですけども……。
宮崎駿のカリオストロの城時代のインタビューなんかも読めるようになっていました。
宮崎駿の考えるルパンファミリー解説が面白かったです。
うろ覚えだけれども、
ルパン→剽軽な一面と同じぐらい暗い闇を抱えている
次元→ルパンの駄目な一面を見て、自分の駄目さ加減から目を逸らしている節がある
五右衛門→道とか偉そうなこと言ってるけれども、所詮は斬ることに憑かれた快楽主義者。ルパンと手を組んでる時点で、そういう人間。
不二子→(忘れた)
銭形警部→ルパン1期最終回でルパンの死に泣いてしまった時点でキャラとして終わった。カリオストロの城では真面目な部分をフューチャーした。
といった内容だったはず。
あとは、押井守のビューティフル・ドリーマーのインタビューを読むことも出来ました。
「あたるがラムを救い出す話を作りたかったけれども、あたるはそんなことをしそうにもないから、どうしようかと思った」みたいな話が書いてあった記憶。
ここもうろ覚えです。
ラピュタのキャッチコピー、かっこよすぎん?
出口には王蟲がお出迎え。
もっとも、僕ナウシカ最後まで見たことないんですけれども……。
読み物が多いので、疲れさえ気にしなければ無限に居座れそうでした。
大阪展は1月10日までなのでお忘れなく。
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