6部ってジョジョの中でも結構大味だなと思います。
4話 面会人 その②
「マンハッタン・トランスファーなんて無かった!」という回。
刑務所にスナイパーライフルが持ち込まれる展開も「ま、アメリカだし!」で納得してたんですけれども、そこも嘘なんですね。
5話 プリズナー・オブ・ラヴ
「マンハッタン・トランスファーは存在した!!」という回。
本物のジョンガリAはスナイパーどころか、ターゲットの目の前に出てきて拳銃を撃ち込む鉄砲玉ポジションだった!!!
……マンハッタン・トランスファーの能力ってスナイパーライフルじゃないと活きなくない?
承太郎はここで退場。
徐倫は刑務所の中に戻ることを決意します。
「正しいことのために敢えて苦難の道を辿る」というのは5部のラストで明示された「眠れる奴隷」の精神なんですけれども、徐倫は既にその覚悟を持ち合わせているわけですね。
女性なのに精神的にタフすぎます。
ジョンガリA編は複雑な構造になっているうえに、冷静に考えると筋が通らない部分もあるせいで(徐倫の見た幻覚でエンポリオが出てきた理由とか、スタンドは1人1能力と言った矢先にホワイトスネイクが能力を2つ使うとか)、割と失敗だと思っています。
ホラー的な「理由のわからない恐怖」を演出したかったんだと思うんですけれども、ジョジョって戦闘に理屈が通ってる部分が売りのひとつなんで、最後まで矛盾が解決せずに放り出されるのが気持ち悪いんですよねえ……。
6話 エルメェスのシール
自分を被害者だと思っているし
他人に無関心のクセに、誰かがいつか自分を助けてくれると望んでいる。
だが、それこそ悪より悪い「最悪」と呼ばれるものだ
他人を不幸に巻き込んで道づれにする「真の邪悪」だ
ホワイトスネイクのマックイイーン評。
他人に無関心なのに、助けてくれると思って被害者ぶる人、ツイッターにたくさんいるなあ……
マックィィーンは「自分が自殺すると、対象を無理心中させる」能力の持ち主。
ホワイトスネイクのはマックィィーンに邪魔者を消してもらうことを期待してたみたいだけれども、この能力で敵をピンポイントで殺すことって超難しそうですよね。
マインドコントロールでもしたんですかね。
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