スーパーサブキャラ大戦勃発。
3話 パワー・ブローカー
今までのMCUに出てきた脇役が大集合。
まず、シヴィル・ウォーのときの敵役・ジモが脱獄してパーティーに加わった。シヴィルウォーに登場したときは「自分は弱い」と言っていたのに、脱獄の際に刑務官を武力で気絶させてしまっている。あれはアイアンマンやキャプテンアメリカよりも弱いという意味であって、一般人と比べて弱いという意味ではなかったらしい。ジモの強さは主人公なのに空を飛べる以外は特に能がないサムとあまり変わらなさそうだし、ファルコンの装備さえ奪えばサムの完全上位互換になってしまうのではないだろうか。
更に過去キャラみたいなツラしてシャロンとやらも出てきたけれども記憶に無さすぎて特に感想は無い。主人公のパーティーを庇ってくれた理由も、その後に身体を張って協力してくれた理由もよく分からない。
あと、話の最後にワカンダの女親衛隊が出てきたけれども、これも特に感想は無い。
いろいろあったけれども、ジモがオーバースペックな便利キャラとして再登場を果たしたことぐらいしか記憶に残らない回だった。ジモがやたらとお茶を汲んでいるのはキャラ付けだろうか。
4話 世界注視の中で
頭は良い、金も持ってる、戦闘力も並の一般人よりも強い、気を利かせてお茶も良く汲んでくれるし、お菓子も子供に分け与えてくれる。超人血清が絡むと人を銃殺することをも厭わないのが玉に瑕。そんなナイスガイのジモがパーティーから離れてしまった。どうして。
それはさておき、4話は新キャプテン・アメリカことウォーカーの濁りっぷりが印象に残る話だった。超人血清も使っていないワカンダの女戦士にボコられて失意の中にあったウォーカーはついに超人血清に手を出してしまう。まあ、そもそもワカンダの女戦士に負けてしまう程度の人間をキャプテン・アメリカに任命してしまう政府もどうかしている。どんな承認プロセスを経て決定したのか聞いてみたい。いや、確かに盾を投げる腕前だけは先代と同じぐらい上手かったけれども。
血清で力を手に入れたウォーカーは相方のバトルスターが殺されたことで逆上。衆人環視の中でもお構いなしに敵を虐殺してしまう。キャプテン・アメリカの盾がまるで権威失墜の暗喩のように血に塗れた。その様子はめちゃくちゃスマホで撮影されたのでツイッターとかにアップされるのだろう。
ところで、ファルコン&ウィンターソルジャーは黒人問題とバッキーの暗部を取り上げる話かと思っていたんだけれども、多分残り2話で解決しそうにない。シヴィルウォーのときと同じように問題提起をするだけしておいて有耶無耶にするパターンだこれ。
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