制作側からの突然のマジレスに戸惑いを隠せない(シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ)

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キャプテン・アメリカシリーズと銘打たれているものの事実上のアベンジャーズ作品。

他MCU作品からのクロスオーバー多数で予習は必須です。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (吹替版)

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (吹替版)

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (吹替版)

  • 発売日: 2016/09/07
  • メディア: Prime Video
 

 ディズニー+で見ました。

 

 

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あらすじ

マーベルが贈る「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」。スティーブ・ロジャースは人類を守るために、新たなアベンジャーズを率いていた。しかし、以前に壊滅的な被害をもたらしたアベンジャーズは、ついに国際的な政府組織の管理下に置かれる事態に。これによりアベンジャーズは分裂してしまう。自らの行動は自らが決めるべきという信念のスティーブ・ロジャースと、政府の管理下に入ることを意外にも同意したトニー・スタークが対立する…。

 

ディズニー+より引用

 

 

制作側からの突然のマジレスに戸惑いを隠せない

過去のアベンジャーズシリーズでも作中で「街を壊しすぎ」と一般市民から苦情が出てるシーンはあったんですけれども、今回の映画はついにその問題が表面化してヒーローは国連の管理下に置かれるべきであるという意見が出てきます。

ここでアイアンマンを中心とした『ヒーローは政府の管理下に置かれるべき派』と、キャプテン・アメリカを中心とした『ヒーローは従来通り自由に活動するべき派』に別れて壮大な内輪揉めを起こすのがこの映画です。

MCUシリーズといえばビルが壮大にぶっ壊れるところが面白さのひとつ。それに対して観客側は大人の態度で「ヒーローが活躍するんだからしょうがないよね!」という気持ちで見ていたと思うのですが、突然制作側から「ヒーローが壊した街にも生きてる人はいるんだぞ!!」ってマジレスしてきてビックリです。

 

何も解決してないぞおい!

アベンジャーズシリーズって爽快感全振りにしてストーリーは二の次にしていたイメージなんですけれども、今回は「正義の矛盾」というテーマを巡って緊迫感のある展開が最後まで続きます。

しかし問題提起したのは良いんですけれども、結局政府派のヒーローも中盤でバカスカ建物をぶっ壊すし、作中で最後まで「正義の矛盾」という大テーマに結論が出ないので作品としては画竜点睛を欠いていると言わざるを得ないです。

しかも、どちらの陣営もそれなりにダメージを受けて映画が終わってしまうので、ちょっと消化不良感は残ります。

こういうテーマを作中で掲げてしまった以上、制作側が何らかの解答を提示してくれないと、これからMCUシリーズを見るときにヒーローの活躍を素直な気持ちで楽しむことか出来なくなってしまうんですけれども。

 

アクションシーンの出来はシリーズ随一

アベンジャーズに限らずMCUシリーズといえば派手な戦闘シーンですが、今回は今までのシリーズで一番良かったです。

ヒーロー同士が本気で戦うんですけれども、お互いのキャラの格を落とすこともなく、それでいてキャラそれぞれの特徴が上手く出ていて、アクションシーンがあまり好きじゃない僕でもこれはもう大満足でした。クロスオーバーのお手本みたいな戦闘シーンです。

それにしたって新キャラの登場のさせかたはもうちょっとマシな方法があったんじゃないかと思いますが。

せっかくストーリーに気合を入れているのに、新キャラの参入のさせ方が「こんなこともあろうかと助っ人を用意していたのさ!!」と言わんばかりの雑な感じなのはどうかと思いましたよ。

あと、アントマン。蟻を操る設定はどうなったんだ。作中で一回も使われなかったぞ。

 

ストーリーが消化不良で終わってしまっただけあって、次回の映画ではどうなってるのか本気で気になります。

最後まで見て何も解決してなかったら怒るんですけれども、大丈夫……ですよね? 

 

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読書好きのゲーマー。
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