ここまで来たらロキもリアルタイムで追いかけてやろうかなという気になってる。
5話 真実
サム・バッキーVSウォーカーの盾を巡った戦いが始まる。ヒーローの象徴を争いで奪い合うとはなかなか本末転倒で良い展開じゃないか。なんやかんやあった後、盾はサムの手に渡り、ウォーカーはアメリカ軍をクビになった。キャプテンアメリカ役も剥奪。そうなった理由は人を盾で虐殺している面をギャラリーに撮影されたからなんだけれども、初代キャプテンアメリカも目の前で友人が殺されたら同じようなキレ方をすると思う。まあ、自然発生的にヒーローになった初代ならともかく、作られたヒーローの2代目じゃ色々制限が付くのも致し方ないわな。
一方でバッキーはジモを出汁にして殺人マシンとしての自分と決別を果たす。この辺のやり取りは正直眠かった。
サムはサムでキャプテンアメリカを引き継ぐ決意を見せるんだけれども、キャプテンアメリカという称号自体が争いの火種になるんだから巨人軍の背番号3みたいに永久欠番的に扱っておけばいいのにと思う。
エンドクレジット後ははんだ付けまでして自分でキャプテンアメリカの盾を作るウォーカーの姿が。わざわざ自分で盾を制作する彼の妄執には恐れ入ったが、その盾がヴィブラニウムで作られてないのは致命的では。
6話 世界はひとつ、人はひとつ
新しいコスのファルコンだっさ!!!!
「お前アメリカのヒーローやのにドラえもんカラーになってるやんけ」とひとりで突っ込んでいたんだけれども、人は慣れるもので10分ぐらい経ったらそこそこ格好良く見えてきた。最初ダサいと思ってた格好が途中から格好良く見えてくるこの感覚、キャプテンアメリカの映画を見たときと同じだ。
ヒーローとしての性能はキャプテンアメリカとアイアンマンが融合したような感じでなかなか贅沢。盾芸で敵を捌きつつ、わけわからん不思議ガジェットで何でもこなす。アイアンマンと違って他人から借りたガジェットだから壊れると修理が大変そうだなーとか思った。
たった6話で決着が付きそうになかったサムの抱える問題にも一応決着が付いた。黒人であることは弱みであるとドラマ内で散々描かれてきたが、むしろ黒人であるからこそ虐げられる側の人間に寄り添える新時代のヒーローとしてサムは生まれ変わった。この落としどころはちょっと予想外で面白かった。早速、人権派ヒーローとしてカメラの前でGRCの幹部にお説教をしていた。
GRC絡みはトランプが唱えていた移民問題へのMCUからのアンサーとかだったりするのかもしれない。黒人問題も移民問題も日本人なのであまり共感することが出来ないので、この辺を詳しく解説してくれる動画とかが出てきてほしい。
バッキーの抱えていた問題は、自らの罪を受け入れる形で清算することが出来た。痛みを持つヒーローは良い。
手作りの盾で奮戦したウォーカーはキャプテンアメリカの称号こそ奪還できなかったが、USエージェントという二つ名をもらって超嬉しそうにしていた。この後はヴァルの集める新組織に身を寄せるらしい。
実はパワーブローカーだったシャロンは政府の中枢に復帰。これからはガンガン政府の機密を横流しするそうだ。政府の権力を使ってヒーローを超絶迫害するとかもやりそう。
思えばワンダヴィジョンも政府が敵だったし、フェーズ4はアメリカ政府を敵として戦う展開が多めになる予感。MCU世界の政府はわかりやすく愚かな判断をするのに権力だけは巨大だから敵としてはとても叩き甲斐があるな!!
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