小さくなる能力の魅せ方が面白い(アントマン)

映画/ドラマ
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MCUファンの中でもかなり評価の高い映画。

ストーリー自体はそこまで特筆する要素のない王道物ですが、「小さくなる」という一見地味な特殊能力で話をあそこまで広げただけでももう十分面白かったです。

アントマン (吹替版)

ディズニー+で見ました。

 

 

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あらすじ

 『アベンジャーズ』のマーベル・スタジオが贈る、映画史上“最小”で“最大”のアクションムービー!

仕事も家庭も失ったスコットに残された最後のチャンスは、身長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ”を着用し、想像を絶する特殊能力を持つ“アントマン”となることだった。最愛の娘のために猛特訓を開始した彼は、本当のヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか?

そして、アントマンに託された決死のミッションとは…?

 

Amazonより引用

 

最初が弱いヒーローはやっぱいいよなあ……

MCU映画は特にそうなんですけれども、主人公が最初から弱いとちゃんと面白いんですよね。

精神的な成長と身体的な成長がストーリーを通して繋がることで、強くなる過程に違和感が全く無くなるんで。

アントマンの場合だと、主人公はヒーローどころか人としてポンコツだったんですよ。刑務所上がりの犯罪者で、働いても前科のせいですぐにクビになってしまうとかでどうしようもなく駄目でした。

それがとある出来事がきっかけで””アントマン””の力を手に入れるんですけれども、最初はそれでも全然ダメなんですよ。それが娘を思う気持ちを糧にすることでヒーローらしくなっていくという一連の流れはベタながらも見ている人間の胸を熱くさせるんですよ。

ほら、同じMCU作品でもマイティソーとか最初から強いうえに大して悩みもないから映画としてダメだったじゃないですか。

 

小さくなる能力の魅せ方が面白い

ストーリーとしてはベタというか王道なんでこのままだと「よくある話」で終わるんですけれども、そこにスパイス的な役割を加えてるのがアントマンの小さくなるという能力なんですよね。

小さくなる能力ってそんなに強くなさそうなんですけれども、その能力でヒーロー物として成立させているというのが面白いんですよ。

それと小さくなる能力を使って普段の景色が一変して見えるところの描き方が楽しくて、それのおかげで最後まで飽きずに見ることが出来ました。

まあ、主人公と同じ能力のキャラがラスボスというパターンなのはもう飽きたんでやめてほしいとは思うんですけれども。

 

虫が蠢く描写はきっついです

 ただ個人的にキツかったのが””蟻””の描写なんですよね。

””アントマン””って名前は蟻みたいに小さくなれるから付けられたんだと思ってたんですけれども、実は蟻を使役できる特殊能力も持ってるんですよ。

蟻は味方キャラなんで可能な限り可愛らしくなるように描写されてるんですけれども、大量に蠢くシーンは結構気持ち悪かったです。

スタッフロール後に出てくる巨大蟻とか最悪でした。

まあ、そういう気に入らない部分(しかも結構致命的)はあったんですけれども、なかなか良い映画でした。ジョークのセンスも光ってました。

 

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プロフィール

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