第1話 黒いガンダム
・OPがめぞん一刻ばりにポップだった。バンダイ上層部からの圧力なのか冨野監督に考えがあっての選曲なのかが分かりかねる。
・前作が1話に1回どんなことがあっても強引にガンダムが活躍していたのに対して、Zガンダムでは主人公のカミーユが乗り込む機体すらも分からないまま終わってしまった。創作に熱くなりすぎるタイプの人間に好き勝手作品を作らせてしまった結果、語りたいことが多すぎてものすごく冗長になってしまう漫画とかよくあるんだけれども、まさかZガンダムもそうなのだろうか。ファーストの1話ぐらいのテンポの良さを期待してたんだけどなー。
・カミーユは自分の名前が女っぽいことを異常に気にしている。すーぐ暴力ふるっちゃうのも、男らしさへのコンプレックスなのだろうか。主人公のコンプレックスが最終話で裏返るというのは物語でよくある構造だし、Zガンダムの最終回ではカミーユがめちゃくちゃ良い漢になってそう。
・ガンダムの続編のはずなのに機械のアクションシーンよりも、生身の人間同士の殴り合いの方が印象に残る。ファーストガンダムが国同士の戦争を描いたものだったから、Zガンダムでは個人間の争いを描写するのかもしれない。そんな昼ドラみたいなガンダムは嫌だ。
・クワトロっていう、シャアのオマージュっぽい人がいるなーって思ったらエンドロールに思いっきりシャア・アズナブルって書いてた。
・クワトロがジェットパックで単身乗り込むのはファーストガンダム1話のオマージュなのかな。
第2話 旅立ち
・「そこのMP!!一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!!」
まさか主人公が生身の人間に仕返しをするためにガンダムに乗るとは思わなかった。こいつアムロとは別の意味で情緒不安定か?
・黒いガンダムを基地から奪ったカミーユはクワトロ(多分シャア)と一緒にコロニーを去った。このときのカミーユの顔が、やたらと清々しかったのが意味不明。キミは他人の物を盗んだんだよね???
・ブライトさんがティターンズ(ジオンの残党を狩る軍隊)の上官に殴られる。2回も。もしかしてこのアニメ、1話に1~2回ペースで人が殴られるシーンがあったりします?
・冒頭でカミーユの息遣いがコクピットにいるクワトロに伝わるシーンがあったけれども、ニュータイプの伏線だろうか。
・そういえばブライトさんの声が前作より野太い。
3話 カプセルの中
・「カプセルの中におふくろが!!」
えええええええΣ(´Д` )
哀れおふくろはカミーユの目の前でカプセルを破壊されて宇宙の果てに放り出されてしまった。流石ガンダムの続編の主人公、早くも前作の主人公以上の鬱展開をぶつけられている。
・やっぱり今回の話にもあった、人が人を殴っているシーン。ブライトさんがティターンズに背中をばしーんってされるところと、カミーユのお母さんがカミーユのお父さんに鉄拳制裁されるところ。
・ティターンズについて「地球の引力に魂をひかれた私兵」という説明が入ったが全然意味が分からない。
・カミーユが爪を噛んでいるのを見て、アムロが襟を触る癖があったのを思い出した。アムロも精神の成長につれて、襟を触らなくなったし、カミーユもいつかそうなるのかな。
コメント
ティターンズの誕生については、OVAの0083を観るとわかるのだけれど、まあWikipedia情報だけでもいけるかな
0083好きな人多いですよね。Z見終えたらそれ見ることになりそうです。