カミヅキ記録帳

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ALI PROJECT TOUR2018 芸術変態論 東京公演の感想

 

芸術変態論 (通常盤)

芸術変態論 (通常盤)

 

 

 

セトリ

1.ヤマトイズム

2.Tailer Tの変身譚

3.薔薇美と百合寧の不思議なホテル

4.ダリの宝石店

5.リュウコウセカイ

6.少女昆蟲記

7.Erotic&Heretic

8.眼球ロマン

9.ディレッタントの秘かな愉しみ

10.Freak Out

11.芸術変態論

12.真偽贋者遊覧会

13.快楽のススメ

14.跪いて足をお嘗め

15.魅惑劇

16.或る修道士の告解

17.極まれり

18.青空

アンコール

19.タンゴ ダダ

20.BAR酔芙蓉へどうぞ

21.未來のイヴ

22.暗黒サイケデリック

 

印象に残った曲

 2.Tailer Tの変身譚

テーラーTとは宝野のTらしい。MCでうっかり「テーラー宝野、あっ…テーラーTの」って言い直したのが可愛かったです。歌いながら小物を出したりしまったりしてましたけれども、私の席はかなり後ろの列だったので全然わかんなかったですw

この曲だけじゃないんですけれども、今回のアルバムの曲は全部ストリングスがはっきり聞こえて、それだけで身悶えしてました。

 

4.ダリの宝石店

20年以上前の曲じゃないですかこれw

過去にインタビューで昔の曲を歌うことはあまり好きじゃないって言ってた気がするし、マニアックな曲はファンクラブ限定ライブで歌うだけかと思ってたので意外でした。MCで「この曲は全然古さを感じない」とアリカ姐さんが言ってましたけど、その通りだと覆います。

 

5.リュウコウセカイ

「虫が出てくる曲シリーズ」という括りで歌われた曲。結構お気に入りなのか割と頻繁に聞く印象があります。流行世界ツアーのときは声があまり出てなかった記憶があるのですが、今回はばっちり迫力のある美声を聞くことが出来ました。ドラァグのダンスが心なしかいつもよりカッコいい?

 

7.Erotic&Heretic

またしても旧曲。この頃のアリカ姐さんの歌詞は少女っぽさが残ってて、今のアリプロに慣れると新鮮。これも古さを全然感じない。絶対にライブで聞くことが出来ないと思ってたから本当に聞けて良かった。歌声の甘さはそのままに、CDよりも勢いがあった気がする。

 

9.ディレッタントの秘かな愉しみ

私の青春の曲です。高校生のときにずっと聞いてました。

歌詞は江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』という短編をモチーフにして作られています。『屋根裏の散歩者』は屋根裏を歩き回って他人の生活を覗き見する男が主人公なのですが、『ディレッタントの秘かな愉しみ』はそれを知りながらも覗かれることを楽しみにする女性を描いた歌詞です。

『夜ごと軋む足音 その眼が覗くとき わたしの部屋は陳列台 身体のパーツがバラバラにまどろむ』

『赤いトカゲが滑った背に 暗いときめきを乗せて壁を昇る』

文学的で、変態的で、暗い熱を帯びた名曲です。ああ、我ながらロクでもない青春送ってたなw

だからイントロを聞いたときは、嬉しいとか通り越して息を呑みました。これも10年以上前の曲なのに綺麗に歌えていて感動したし、素敵なストリングスの生演奏もついていて言葉に出来んかったです。ちょい泣きかけた。

 

18.青空

今回のアルバムのキラーチューンですよね。明るくてポップな曲調でおとぎ話のような世界観を展開しておきながら、最後に後味の悪い何かを残すっていう。

『そして町は子供だけになりましたとさ!』の部分は機械で編集してると思ってたんですけども、アリカ姐さんが自力で歌うという地味なサプライズあり。体を大きく曲げながら早口で歌うアリカ姐さんに萌えましたw

 

21.未來のイヴ

今回のライブの特徴としてちょいディープなアリプロオタク向けなんですよ。アニソン系が少なくて、全体的にオリアルからの選曲に寄っているから。オタク的には嬉しいけども、元気な曲も聞きたいなと思った矢先に未來のイヴ。正直なところ、聞きすぎると食傷気味になるんですけれども、やっぱりこういう曲が無いとシマらないというかw

何かアリカ姐さん、ちょっと踊りにくそうにしてたけれども何でだったんだろう。

 

MC(うろ覚え)

・ヤマトイズムが冒頭なのはアルバムの曲の中で少し浮いてるから。だから冒頭にもっていくしかなかった。

・Tailer Tは『宝野』のこと。薔薇美と百合寧とは親戚という設定。

アリプロ最初のお店シリーズはダリの宝石店。今聞いてもあまり古い気はしない。

・5~7は「虫シリーズ」というくくり。『変態』なので虫を取り扱った曲。ライブで歌う曲にAnimals on the Earthを選ぼうとしたけれども、それはまた次回に。歌詞はお気に入り。

・眼球ロマンは綾辻行人に聞かせると「皆川博子みたい」だとコメントをもらった。

・自分にとって『見る』という曲は中森明菜の「Close Your Eyes」。大阪でも歌ったけれども、東京でも少し歌います(このあとアカペラで歌われました)

・カタカナの『ヘンタイ』は快楽のススメでやったので今回のアルバムでは自粛した。

・或る修道士の告解のような歌詞は前からやりたかった。本当は芸術変態論(曲)が、それにあたる予定だったけれども、ちょっと思ってたのと違ったのでやめた。もっと暗い曲が良かったけど、片倉さんが「ヤダ」って言った。

・ライブで歌う曲に贋作師を選曲しようとしたら片倉さんが「ヤダ」って言った。 

・タイトルと同名の曲、芸術変態論はあまり自信が無かったけれども、友人に聞かせると喜んでもらえたので「私は正しい」と確信した。

・去年はライブと、ベストアルバムのために書き下ろした4曲しか仕事をしていなかった。来年のアルバムはドロドロさせるか爽やかにするか分からない。

 

その他いろいろ

・初めて東京講演に行ったんですけれども、いつもの大阪会場より遥かに人が多くてびっくり。なんやかんや10年ぐらいアリプロのライブに行ってる気がするんですが、何人か大阪でよく見る人も見ましたw

アリプロライブに行く第二の楽しみはお客さんの服を見ることなんですけれども、今年もゴスっ娘、ロリータっ娘がいるわいるわ。大変楽しめました。

・パンフレットに歌詞解説がいくつかあったけれども、自分の解釈が結構ハズれてて恥ずかしいやら何やらw

・暗黒サイケデリックの前に「オマケ!!」って言うアリカ姐さん可愛かったです。 

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