誰だよゼータザクなんて考えたやつ!!(機動戦士ガンダムZZ感想  10話~12話)

ガンダムZZ
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アニメとしては相変わらずコメディなんだかシリアスなんだか分からない感じ。

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10話 さよならファ

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ファはシャングリラの病院に残してきたカミーユの事も気になり、いっこうに軍規を守らないジュドーたちに苛立つ。
戦果を上げられないエンドラには監視役としてキャラ・スーンが送り込まれていた。マシュマーは戦果を上げるためアーガマを強襲する。
整備途中のビーム・ライフルを持ち、Zガンダムで出撃するジュドーはハンマ・ハンマの新型装備の前に手も足も出なかった。ファはメタスでジュドーを援護に向かうが・・・。
一方、アーガマにはゴットンが潜入し、内通者とコンタクトをとろうとしていた。

「タイトルでネタバレされとるやんけ」と思ったけれども、実はネタバレって多少されてても面白さにはあまり影響しない説というのが世の中にはある。

nlab.itmedia.co.jp

だからといって何でもネタバレされるのは困るんだけれども、このタイトルに関してはナイスネタバレと言わざるを得ない。最初から最後までファがどんな形で退場してしまうのかが気になってずっと画面を食い入るように見ていた。

結果として平和的な(?)離脱だったので安心したけど、ただでさえジュドーに頼りっきりのアーガマから戦闘員がひとり減るのは痛手になりそう。

次週はタイトルからしていよいよダブルゼータが出撃するみたいだし、メタ的に考えるとゼータとダブルゼータの橋渡し役だった彼女が去ることにより、いよいよジュドーの物語が始まるということかな。

 

11話 始動!ダブルゼータ

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潜入が発見され独房に捕まっていたゴットンはシンタとクムを言葉巧みに騙し、独房を抜けだす事に成功。イーノを人質にコア・ファイターでアーガマを脱出する。
ジュドーとルーはZガンダムで後を追うが、マシュマーのハンマ・ハンマとキャラのR・ジャジャを前に苦戦を強いられる。一方、ゴットンの操縦するコア・ファイターは隕石にぶつかり、ゴットンとイーノはコックピットを放り出された。宇宙をさまよっていたイーノはラビアンローズに救助され、コア・トップを受け取りジュドーたちと合流するのだった。

リアルタイム日数換算で3か月目にしてようやくZガンダムからZZガンダムに世代交代。ドッキングシステムがダサい。Zでアニメの対象年齢を引き上げたくせに、ZZで「ガンダムはおもちゃの販促アニメなんで^^」みたいな態度を取るのはやめろ。

あと、タイトルはガンダムZZなのに機体の名前がZZガンダムなのは誰か企画段階で止めろよ。名称の正確な表記を気にするタイプだからこういうところで個性出そうとするのほんっとにやめてほしい。

キャラ・スーンはカミーユのプッツン具合をギャグに寄せたらこんな感じになるんだろうなあというイメージ。悪い意味で行動原理がよくわからない。彼女のキャラクターとしての是非は置いといて声優さんが正直あまり上手くないのがちょっとキツい。

ビーチャとモンドの裏切り行為はギャグっぽく描かれているけれども、バレたら銃殺刑にされてもおかしくない所業なので見ていてあまり笑えない。味方キャラが死罪になるところを見たいわけではないので、彼らが余計なことをしているのを見るとハラハラする。

 

12話 リィナが消えた

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左遷されたマシュマーに代わって巡洋艦エンドラの新艦長になったキャラがドック艦ラビアンローズへ攻撃を仕掛ける。そして、ラビアンローズに来ていたルーとリィナは、グレミーの乗るガザDに連れ去られてしまった。 リィナがさらわれたと知ったジュドーはラビアンローズに急行。イーノも頭部を破壊されたZガンダムにザクの頭へ交換したZザクで応援に駆けつける。だがキャラとの戦いの最中、ジュドーは意識に広がる宇宙のイメージに圧倒され、戦意を喪失していしまう。

ZZは妹が死ぬんじゃないかと思ってたけれどもジオンにさらわれただけだった。ニアミス。ここからシリアスな展開を期待して大丈夫ですか?

エンドラからはマシュマーが去ってキャラが新しい司令官となる。キャラは長台詞を聞いていると辛くなるから早くマシュマーに帰ってきてほしい。芸能人を起用した洋画の吹き替えぐらい酷い。

ジュドーがZZの攻撃力の高さに思わず笑顔になるシーンがあるんだけれども、「強いロボットに乗って敵を気持ちよくぶっ倒す」というのはガンダム以前のロボットアニメによく見られた演出だと昔岡田斗司夫から教わった。リアル路線のロボットアニメの先駆けだったガンダムシリーズがどうしてこんなことに……と思わなくもない。

それはそうと、ゼータザクはいくらなんでも卑怯。今までのガンダムシリーズはZザクで視聴者を笑わせる前フリのためだけに存在してたんじゃないかってぐらい面白い。考えたやつは天才。

 

 

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