【映画感想】「ソニックアドベンチャー」の亡霊と化した僕にこのソニックは耐えられない(ソニック・ザ・ムービー)

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ソニックアドベンチャー3はまだ出ないんですか。

ソニック・ザ・ムービー (吹替版)

ネトフリで見ました

 

 

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あらすじ

とある星で平和に暮らしていたソニック。
しかしある日、自分が持つ“スーパーパワー”を奪おうとする敵に狙われた彼は地球に逃げることに…。
それから10年、ソニックは誰にも見つからないように、でも「仲間がほしい」と願いながら、さびしくひとりぼっちで暮らしていた。
そこに宇宙征服をたくらむ悪の天才科学者ドクター・ロボトニックが現れ、ソニックは捕まりそうになってしまう。
大ピンチの彼は、偶然出会った保安官トムに助けを求めることに。
ソニックは、落としてしまった金色のリングを取り戻すため、サンフランシスコの超高層ビル「トランス・アメリカピラミッド」の頂上を目指し、トムとの旅を始める。

 

Amazonより引用

 

炎上商法万歳 

世界一有名な青色ゲーミングハリネズミ、ソニックを題材にした実写映画。もちろん実写映画といってもソニック役を青塗りの人間がやってるわけではないので、そこはご安心いただきたい。

公開前の予告編のソニックのビジュアルが気持ち悪すぎて炎上したり、ソニック役の吹き替えがゲームと違うことで炎上したりと、人気の高いキャラを扱っているため何かと炎上していた映画なのですが、結果的に炎上商法となって広報効果があったようで興行的には大成功を収めています。続編の制作がもう確定しているらしいです。

ちなみにソニックのビジュアルは速攻で原作に近いものに差し替えられましたが、吹き替え声優は差し替えられることはありませんでした。ただ、違う人がやった割には違和感が無く、中の人が原作をリスペクトして研究したことが伺えます。

 

ソニックが原作に近い分、脳が拒否を起こす

個人的にはそんなに面白いと思える作品ではありませんでした。

ストーリーの捻りが少ないのはまあ良いとして、ソニックが人恋しそうな発言をしているのを心が受け付けないんですよね。ビジュアルも演技も原作に近い分、気弱なソニックを見る度に「なんだこれ!公式が解釈違いをしている!!」という思いが膨らんでいって耐えられない。

いや、映画と原作は見せたいものも違うし、その結果として改編をするのは分かるんですよ。でも、僕が好きなのは小学生の頃に遊んだ「ソニックアドベンチャー」シリーズに出てきたクールで格好いいソニックであって、この映画に出てくるわけわかんないソニックじゃないんですよねー。

一方でジム・キャリーの演じるエッグマンはなかなかいい味を出しています。髪の毛も生えてるし、変な乗り物でフヨフヨ浮いてたりもしないんですけれども、「あ、これは実写版エッグマンだ!」と心がすんなりと認めました。

早口でお子様の鑑賞にも耐えうるレベルの悪口を投げかけるさまはとってもチャーミング。この映画の面白さの6割以上はエッグマンが担っています。

 

僕は”ソニック”が”ソニックに似た生き物”になってるこの映画には30点ぐらいしかあげられないのですが、興行収入も高く、一般的には評判が良いようなので、興味がある人は食わず嫌いせずに見てもいいのかもしれません。

 

 

 


 

 

プロフィール

読書好きのゲーマー。
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