カミヅキ記録帳

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超人探偵が神通力で謎を解明するミステリー映画をどう面白がれと(探偵ミタライの事件簿 星籠の海)

雰囲気は良かったんだけどなー。

 

探偵ミタライの事件簿 星籠の海

 

 

 

探偵ミタライの事件簿 星籠の海

探偵ミタライの事件簿 星籠の海

  • 発売日: 2016/12/30
  • メディア: Prime Video
 

 Netflixで見ました。

 

 

 

あらすじ

物語は、瀬戸内海・愛媛県の小さな島に、身元不明の死体が半年間で6体流れ着くという難事件で幕を開ける。
この事件に興味を持ち、御手洗はさっそく現地に飛ぶ。
福山で捨てられた死体が瀬戸内の複雑な海流でこの入江に流れ着いたことを突き止めた御手洗は、福山へ移動する。
すると、外国人女性の変死体や、口と目を縫い合わされた居比夫婦が赤子を殺され滝つぼで発見されるなど、奇妙な事件が立て続けに発生する。
一見したところ関連性のなさそうなこれらの事件は、果たして繋がっているのだろうか? だとすれば、鍵を握る人物は誰なのか?
事態は戦国時代、そして幕末の歴史ミステリーも紐解きながら、予想外のクライマックスへと突き進む。

Amazonより引用

 

御手洗シリーズの魅力はトリックとロジック

 島田荘司が手掛けた御手洗シリーズの特徴は、冒頭から提示される魅力的な謎とそれを華麗にロジックで解決する名探偵・御手洗の存在。

事件とトリックと名探偵という様式美じみた関係を古臭いと言われながらも愚直に描き続けてきた格式あるシリーズです。

恐らく日本ミステリーの年表を作るとしたら島田荘司の御手洗シリーズは必ず掲載されるレベルの有名シリーズなんですけども、そんな御手洗シリーズが満を持しての実写化。

期待しないわけがないじゃないですか。

 

どうしてミステリー映画でロジックを蔑ろにしたんですか?

しかし、蓋を開けてみるとそこに待っていたのは期待した物とは程遠い意味不明なキャラ映画。

玉木宏が演じる御手洗こそ魅力的ですが、肝心のストーリーとロジックがボロボロ。

これは喩えですが、「着物を着ていたから犯人は日本人に違いない」みたいなレベルのよく分からない屁理屈推理を駆使して犯人を追い詰めていく珍映画になっていました。

(まあ、島田荘司の描くミステリーも割と強引なときがあるそうなんですけれども)

 

こんな出来でミステリー映画のような告知をしないでほしい

ミステリーといえばロジックに決まってるだろ!!ということを言いたいわけじゃないんですよ。

たとえば映画版のシャーロック・ホームズ も大概な神通力推理映画なんですけれども、あれはシャーロック・ホームズの格好良さを見せるためのプロモーションビデオみたいな作りなんで、あの映画の強引な謎解きは別に気にしてないんですよ。

星籠の海の場合はミステリー映画のような作り方をしておいてロジック部分がどうしようもないのが問題なんですよねー

玉木宏の和製シャーロックホームズな振る舞いは良かったので、次はきちんとミステリーとして作ってほしいです。次があればの話ですが。

 

 

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