カミヅキ記録帳

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そもそも著者がラテラルシンキングを使えるかどうかがよく分からない:ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門/木村尚義 感想【読書記録】

この本で何かが身に付く気がしない……

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

  

 

 

著者について 

著者は木村尚義。

『ラテラルシンキング』という考え方の本を出版したことで、今はコンサルをやったり、セミナーやったり、本を出して作家として活躍されているようです。

 

概要

「ずるい」という言葉には、一般的にはあまり良いイメージはありません。
しかし、一口に「ずるい」と言っても、いろいろな「ずるい」があります。

人を出し抜いて非難されるような「ずるい」もあれば、
「その発想はなかった……」と周囲をくやしがらせるような「ずるい」もある。
本書で扱うのは、こちらの「ずるい」です。

・常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方
・最短ルートで問題を解決する考え方
・お金や時間をかけずに目的を簡単に達成する考え方

そんな思考法が本当にあるのか……?
あるんです。 それが、本書で紹介する「ラテラルシンキング」。

あなたも本書を読んで、ラテラルシンキングの達人になってください。

 

Amazonより引用

 

感想 

そもそもラテラルシンキングって何やねんということで、該当部分を引用します。

ロジカルシンキングとは、「論理的な思考」のことです。 A→B→Cというように物事を順番に積み上げながら、筋道立てて正解を導いていく考え方です。 したがって、思考の各ステップが正しくつながっていることが大前提。もし、途中で論理の運び方に無理があれば正解にはたどり着けません。 常識や経験から、妥当だと思われる「正解」を導くためにロジックを掘り下げていくので、垂直思考(Vertical Thinking)と呼ばれることもあります。

これに対してラテラルシンキングは、解決策を導くための順番や過程はあまり問題になりません。 だから、筋道立てて考える必要もない。 それどころか、スタート地点からジャンプして、いきなり答えに到達してもいいのです。

 

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門より引用

よく分からんですね。

本を最後まで読んでもよく分からんかったです。

何かロジカルシンキングの対となる画期的な思考法らしいことまでは分かったんですけれども。

一応、この本ではたくさんのラテラルシンキングの事例が挙げられてます。

たとえば、

・混雑しがちなエレベーターではなかなかボタンを押すことが出来ない

→乗り込む前に停止階のボタンを押せるようにした

 

・自動車事故が多発する魔のカーブで事故を減らしたい

→敢えてセンターラインを消したことで、ドライバーは慎重に運転するようになった

 

・大きく曲がってしまった形の悪いキュウリを売りたい

→漬物用の丸い樽にちょうどいい形であることに着目して漬物用のキュウリとして売ればいい

 

ひとつひとつの例は面白いんですけれども、全部ロジカルシンキングで解決できるじゃん……としか思わなくて、読んでる最中はずっとスマホの前で首を傾げてました。 

ラテラルシンキングを磨くトレーニングも紹介されてるんですけれども、そもそも著者がこのトレーニングでラテラルシンキング力を向上させたわけでもなさそうなので、本当に効果があるのかどうかが今一つ分からない。

出てくる事例は全部他人のラテラルシンキングの話ばっかりで、著者自身が『ラテラルシンキングを使って○○を解決しました!!』みたいな話がほとんど出てこないので、この本だけだと著者自身がラテラルシンキングを使えるかどうかもよく分からなかったです。

 

いや、本当にラテラルシンキングが使えるなら、セミナーなんてやらずに、ラテラルシンキングを使って環境問題なり何なりを解決してくれりゃいいのに……

 まあ、ラテラルシンキングを使わずに紹介するだけで日銭を稼いでいるというのは、ある種ラテラルシンキング的と言えなくもないかもしれないですけれども。 

 

 

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