カミヅキ記録帳

読書、映画、ゲーム、平沢進、ALI PROJECT、雑記。

これはタイトルだけでおなかいっぱい:太宰治、異世界転生して勇者になる ~チートの多い生涯を送って来ました~/高橋弘【読書感想】

画像は特に関係ないです。

f:id:CAMDUKI:20201016155223j:plain


小説家になろう』でこの作品を見つけました。

https://ncode.syosetu.com/n4929ga/

何とこの作品、商業出版するそうです。

 

 

著者について

著者は高橋弘さんという方です。

この作品の他には小説家になろうで連載していた『異世界帰りのおっさんは父性スキルでファザコン娘達をトロトロに』という作品が書籍化されたそうです。

 

あらすじ

愛人、富栄と入水自殺を遂げた太宰治は、気がつくと見知らぬ川のほとりに立っていた。
ここは地獄に違いない、きっと自分は閻魔に裁かれるのだと恐れる太宰だったが、どういうわけか住民は欧米人であった。
てっきり地獄も文明開化したのかと思いきや、太宰は召喚勇者であり、魔王を倒しうる存在だと告げられ……。

 

感想

異世界転生系は大喜利みたいなもんだと思うんですけれども、それの最たるもののようなタイトルの作品です。

なろう系の小説は全体的に流し読みされることを想定して書かれてるのか、内面描写も情景描写も基本的に簡素なんですよね。

それがあまり好きになれない要因のひとつなんですけれども、この作品は大丈夫。

情景描写こそ簡素ですけれども、内面描写は太宰治の過去作からコピペしてそれを微妙に改変してあるだけなので、基本的に読みごたえがあります。そりゃそうだよ、太宰先生の文章だもん。

たまに作者のオリジナル描写が混じるんですけれども、まあ、それは、なろう小説だなって感じです。

太宰治が過去に自殺を試みた川の名前を叫ぶと水魔法が発動するとか、魔王・川端康成がガス魔法使いとかはちょっと笑ったんですけれども、全体的に盛り上がり方がワンパターンなので一気読みするんじゃなくて1日1話ずつ読んでいけばもう少し楽しめたのかなーと思いました。

全部ちゃんと読みましたけど20話ぐらいで一度休憩すれば良かったと思ってます。

 

ちなみに『太宰治異世界転生』ネタは驚愕のネタ被りしています。

yawaspi.com

 

 

)