機動戦士ガンダム感想 12話~14話

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12話 ジオンの驚異

第12話 ジオンの脅威

第12話 ジオンの脅威

 

 ・シャアが深い恨みを抱いている人物であり、アムロ達にとっては敵の大ボスであるはずのガルマの父だけれども、我々の目には息子を亡くしてガチ凹みしているどこにでもいる可哀想なオッサンにしか見えないわけで。立場故に愛する息子の死すらイベント化しなくてはいけないオッサンの心中を思うとやりきれない。敵=悪という単純な構造じゃなくなって、ますますこのアニメが子供向けから離れていく。

 ・ハロが人間の脳波をスキャン出来ることが判明。これは脳波で相手を索敵する機械が出てきて万事休す!!ってときにアムロの脳波をコピーしたハロが囮になって自爆特攻する展開を期待しろってことですよね?

・アムロは案の定メンヘラ化。虚ろな目で「あ、食べなくちゃ」と言って歩く姿は自殺志願者のようです。

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こんな不味そうにサンドイッチを食う人間を未だかつて見たことない。

・雷光でイゼリナを思い出してトラウマを抉られるアムロ。雷光とイゼリナの関係はちょっと分からないんですけれども、今回のメンヘラ具合は深刻です。

・愛妻家のおっさん、ランバ・ラルがジオン軍の新型モビルスーツと新兵器を引っさげて登場。ヒートロッドという電気が流れるムチを武器として使うのだけれども、近年だとこういうのは女性戦士が使うイメージなので、どうにも違和感がw

・シャアは戦術でアムロを上回っていたのだけれども、ランバ・ラルは1vs1の戦闘技能に長けているらしい。

「ガルマは死んだ何故か」「坊やだからさ」という、あまりに有名なこの一連のやりとり。ガルマの死を政治利用する(=国を挙げてのイベントにしようとする)ギレンに対して、『ガルマは未熟だから死んだだけで、死自体には何の意味もない』という意味を込めての「坊やだからさ」なのか。

・「坊やだからさ」と言った後に、シャアは更に酔いを深めるかのようにワイン?を煽るように飲んでいる。「俺が殺したんじゃなくて、あいつは坊やだから死んだ」と自分に言い聞かせてるようにも見える。

・多分、シャアはガルマが死んだ瞬間は目的を達成した嬉しさでハイだったんだろうけれども、段々素に戻ってきて凹んだんだと思う。本当にガルマが死んで嬉しかったら爆笑しながら国葬を見るだろうしw

 

13話 再開、母よ

第13話 再会、母よ…

第13話 再会、母よ…

 

 ・水着回……という概念はこの頃にあったのかな。苔?の生えたホワイトベースを背景にみんなでバカンス。

・ガルマが死んだぐらいから、ちょいちょい格差社会を感じさせる描写が出てき始めているように見える。主要人物は一通り描いたから、世界情勢を描写する余裕が出てきたのかも。

・アムロの母親は、アムロの中の『民間人の心』の象徴的な存在として描写されてるのかな。でも、もうアムロは軍人だから母親と意見が対立してしまうんだよなあ。

・アムロは『好きで軍人になったわけではない』とことあるごとに言っていたけれども、知らず知らずのうちに軍人としての責任感が芽生えてしまったのでしょう。

スポンサーに命じられて作ったようにしか思えない唐突な新兵器!今後特に使われ無さそうな新しいガンダムの合体パターン!とにかく基地を破壊するだけしかしないガンダムの戦闘シーン!!深く考えさせられる話だったのに、ここだけ偏差値2ぐらいになってて笑える。

・アムロはもう民間人に戻れないということを描いたいい話でした。戦争の悲哀を感じる。

・でもアムロがちゃんと連邦軍の軍服から私服に着替えていれば何も起こらずに終わったのにと思わずにはいられない。

 

14話 時間よ、とまれ

第14話 時間よ、とまれ

第14話 時間よ、とまれ

 

 ・ガンダムVS人間という話。頭脳プレイで巨大な相手を手玉に取る展開は好きです。

・良い話なんだけれども、ガンダムの爆弾解体作業中にジオン軍みんなで銃撃すれば勝てるのに、とか、アムロに爆弾解体作業を押し付けるのはおかしくね?、とか疑問は尽きない。

・ジオン軍の人たちが仲良さそうで凄く好きなんだけれども、うーん。感想に困るw

プロフィール

読書好きのゲーマー。
ゲームは無双みたいなライトな物が好き。
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