カミヅキ記録帳

読書、映画、ゲーム、平沢進、ALI PROJECT、雑記。

読書

【読書感想 / 荒木飛呂彦の漫画術】漫画は4つの概念で出来ている。①キャラクター ②ストーリー ③世界観 ④テーマ

人生の半分以上少年漫画を描いて生活してきたおっさんが、少年漫画の描き方に関する企業秘密を全て暴露するという本です。 通常であれば、荒木先生の身近にいる人間しか聞けないような創作の話を1000円もしないような新書にたっぷり込めてくれています。普通…

最近読んだ面白くなかった本たち

本のタイトルを堂々と出すと作者のエゴサに引っかかって、悲しい想いさせちゃうんですよね…… かといって、つまらない本の感想だけ避けるのも正義に反するなあと思うわけで。

【文学少女対数学少女 /陸 秋槎】百合ミステリー!推理小説を数学のアナロジーで考える【読書感想】

概要 高校2年生の“文学少女”陸秋槎は自作の推理小説をきっかけに、孤高の天才“数学少女”韓采蘆と出逢う。 彼女は作者の陸さえ予想だにしない真相を導き出して……“犯人当て”をめぐる論理の探求「連続体仮説」、数学史上最大の難問を小説化してしまう「フェルマ…

【1/20まで】DMMブックス冬の50%ポイント還元セールで買った本一覧

まだまだ読む本がたくさんあるので、今回はやや控えめの量になりました。 文芸ジャンルの還元率が30%に落ち着いてしまったのが残念。 今までAmazonで興味がある本がセールでもスルーしてたんですけれども、今後は少し考えないといけないですね。 対象作品が…

【1/20まで】DMMブックス冬の50%ポイント還元セール!!おすすめ本を紹介していくよー

DMMブックスで50%還元セールの時期がやってきました! キンドル本はAmazonや出版社が選んだ本しかセールにならないうえに大体30%オフぐらいなので、DMMブックスという媒体が気にならないならこっちで買うのが圧倒的にオススメです。 スマホで読む限りでは…

【読書感想】創作活動はコスパが悪い!テーマを決めて、痛覚を麻痺させろ!(アニメの教科書: 岡田斗司夫の『遺言』より/岡田斗司夫)

「”創作におけるテーマとは何か”について語る」という前フリから始まる本でありながらも、岡田斗司夫がDAICON~ガイナックス時代を思い返して語る自著伝という属性も併せ持っているので、話はあっちこっちに飛びまくっています。 しかも厄介なことに、脱線し…

【読書感想】地に足のついた未来予想が面白い(夏への扉/ロバート・A・ハインライン)

あらすじ ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発…

【読書感想】ストリートファイタービジネスの鋭い分析を期待すると肩透かし。SFL入門書ぐらいならまあ。(CAPCOM eSports 「ストリートファイターリーグ」から見るeスポーツの未来)

現在開催中のストリートファイターリーグについてまとめられた公式書籍。 僕はこの本の情報が出た瞬間に、まだ終わってもいないイベントの成功法則を社長が意気揚々と語る素晴らしいバカ本だと思ったのですが、読んでみると思った以上にまともでしたね。 我…

【読書感想】こんな場所が現代に存在するのかと、軽いカルチャーショックが……(ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活/國友公司)

最近の西成は観光地化しているとか、昔より遥かに過ごしやすいと聞きます。 外国人観光客が激安の宿を求めてあいりん地区に出入りしているなんて話もあるそうです。 だから「ルポ西成」なんて言っても、そこまでショッキングな話が出てくることも無いだろう…

【読書感想】ホラー映画は人生の予習だ!子供に見せろ!!(荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論/荒木飛呂彦)

ジョジョの奇妙な冒険でお馴染みの、荒木飛呂彦がホラー映画について語りつくす本です。 荒木先生の作品といえば、人間への深い洞察力と、作品内に込められた哲学が魅力ですよね。 この本の中でも、荒木先生の良さが遺憾なく発揮されています。

【読書感想】奈須きのこ色を受け継いだ、タイプムーン版シャーロックホームズ(ロード・エルメロイII世の事件簿 1 「case.剥離城アドラ」 /三田誠)

タイプムーン作品の主役は、人ではなく世界観だと思うのです。 その世界観を色濃く感じることが出来るこの作品は、奈須きのこが書いていないものの、紛うことなきタイプムーン作品だと言えるでしょう。 あらすじ 「……ある意味で、現代の魔術師とは、天使を蒐…

最近読んだ感想を言いにくい本

色んな意味で「感想が言いにくい本」です。

【読書感想】神経科学で考える脳のパフォーマンス②ストレス対策から対戦ゲームを攻略する(BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは/青砥瑞人)

対戦ゲームは、ストレスと隣り合わせです。 少なくともストVはストレスの温床です。ストレスVです。 普通なら、ストVを攻略してストレスを減らすことを考えますが、今回はストレス対策という観点からストV(というよりも対戦ゲーム全般)のがんばりかた、向…

【読書感想】神経科学で考える脳のパフォーマンス① モチベーションを生み出すのは客観視とドーパミンだ!(BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは/青砥瑞人)

対戦ゲーム上達のために一番大切なものは、モチベーションと言っても過言ではないと思います。 脳神経学的には「モチベーションを生み出すのは客観視とドーパミンだ!」ということになるみたいです。 今回の本はかなり面白かったので、自分の学びにするため…

【読書感想】史上最速で事件が解決する倒叙ミステリー。ガッツリしてないライト推理小説(探偵が早すぎる/井上真偽)

概要 父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定して…

【読書感想】結論:教科書を7回読めばいい。終わり。(東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法/山口真由)

画像の右下にこの本の結論が20字弱でまとめてあります。

【読書感想】伊集院の理屈っぽさが好きなら是非(世間とズレちゃうのはしょうがない/伊集院光・養老孟司)

突然ですけれども伊集院光の魅力のひとつは感覚の説明が上手いことだと思うんですよね。 自分の中で一番印象的だったのはHEAVY RAIN(ヘビーレイン)っていうPS3のゲームについて「面倒なことをたくさんやっていく間に、いつの間にか催眠感が出てキャラクター…

【読書感想】市場制度に潜む隠れバッドステータス:道徳の腐敗(それをお金で買いますか 市場主義の限界/マイケル・サンデル)

「お金で買えないものだってある!!」というセリフはアニメなんかで良く聞きますが、今の世の中は夏休みの宿題を代わりにやってあげる権利からプロ野球の球場名、キングコングの西野さんがあなたを意識する権利だって売買されてしまう時代です。 www.j-cast…

【読書感想】転売は人を貧困から救い出す最高のビジネスだ!!(不道徳な経済学/ウォルター・ブロック)

ホビージャパンという模型雑誌の社員が公式ツイッターで「高額転売は買った人間の当然の権利!買えないやつは努力をするべき!!」という旨のツイートをしたところ、それはもう見事な燃え広がり方をして当人はなんかクビになったらしいんですよね。 www.itme…

【読書感想】俺たちが求めているのは「成功法則」なんかじゃない!健常者への「近道」だ!!(発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47/借金玉)

「知らない間に物がブラックホールに吸い込まれて行方不明になった」とか「他人のことに興味がまるで無いからTPOに合わせて着る服が分からん」とか「趣味に関して金の浪費が人一倍馬鹿になる」とかは人類普遍の悩みだと思っていたのですが、そういう現象のせ…

【読書感想】個人的には古典部シリーズの方を推すかな……(本と鍵の季節 /米澤穂信)

古典部シリーズでお馴染み米澤穂信の最新作。同じ青春ミステリーでも古典部シリーズが突飛な設定やキャラクターの記号性が高かったのに対して、今作はそういう要素は控えめでかなり地味目。 ミステリーという不要な描写で説明過多にならざるを得ないジャンル…

【読書感想】「荒木飛呂彦以外が描くジョジョ」として完璧すぎる(恥知らずのパープルヘイズ―ジョジョの奇妙な冒険より― /上遠野浩平)

みんなが一番見たかったジョジョ5部の続編がみんなが納得する形で表現されている素晴らしい小説です。「荒木飛呂彦以外が描くジョジョ」として完璧すぎました。 この小説ではスタンドを「本人の精神状態が能力として発現したもの」として定義し、パープルヘ…

【読書感想】ゲームですら本能を抑えられずに死んでしまう我々が学ぶべき愚かな本能ベスト3(FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣/ハンス・ロスリング)

ファクトフルネスとは聞きなれない言葉ですが作者の造語で「事実に基づく世界の見方」を意味します。実は我々は思ったよりアホなので、世界を現実よりずっとドラマチックに捉える習慣があります。 格ゲー界隈で言えば発売日当日にツイッターで即死コンボ動画…

【読書感想】海洋漂流ラノベ!面白さの片鱗は見えるものの今一つ足りない……(ひとつ海のパラスアテナ/鳩見すた)

電撃大賞受賞作。ラノベらしからぬハードさの1章は面白かったものの、続く2章、3章はそれほど面白かったわけでもなく、惰性で読んでいるだけになってしまった一冊。

【読書感想】ラノベ的モテ体質にチクり(化物語(下)/西尾維新)

電書版ではつばさキャットのみの収録です。1話だけですが中編ぐらいのボリュームがあります。

【読書感想】有能な人間が炎上しやすいのは、有能アピールが差別ということに気付いていないから(実力も運のうち 能力主義は正義か? /マイケル・サンデル)

メンタリストDaiGoがホームレス差別発言で絶賛炎上中ですが、彼に限らず有能な人間は何かと炎上しやすいもの。しかし、たとえばYouTube登録者数50人ぐらいのポケモンユナイトおじさんが配信で「俺の収めた税金でホームレスを養わないで欲しい」と発言したと…

【読書感想】ゲームに勝てなくて悲しい?怒ってる?メンタルを安定させたい?よろしい、”無”を学びましょう(無(最高の状態)/鈴木裕)

ゲームで勝てなくて苦しいときにこれ以上負けても失うものは無いと変な開き直りを見せるか、俺はいつか上手くなるだろうと妙にキラキラポジティブに振り切ることはよくある話。しかし、今回紹介する本によるとその態度は良い結果を生み出さないようです。 で…

【読書感想】ミステリー要素が薄くて評価がやや下降気味です(化物語(中)するがモンキー・なでこスネイク/西尾維新)

収録されているのは「するがモンキー」「なでこスネイク」の2作。今回の巻ではミステリー成分が作者の目論見通り減少傾向にあるので、上巻に収録された2作に比べると僕の評価は下がっています。キャラ小説としての化物語はあまり肌に合わないんですよねえ。

【読書感想】ゆとり世代オタクのバイブル!言葉遊びはさておき構成が好み!!(化物語(上)ひたぎクラブ・まよいマイマイ/西尾維新)

化物語といえば言わずと知れた西尾維新の代表作。アニオタと言えば当然化物語は見てるっしょ!!みたいな時代が僕の大学生の頃にあったように思います。僕はというと西尾維新はたまたま読んだ1冊が肌に合わなかったので二度とこいつの本は読まないと思い、…

8/26までDMMブックス夏の50%ポイント還元セール!!買った本とかおすすめの本とか紹介していくよー

DMMブックスで50%還元セールの時期がやってきました! キンドル本はAmazonや出版社が選んだ本しかセールにならないうえに大体30%オフぐらいなんですけれども、DMMはコミックも含めてほぼ7/22までに販売されたほぼ全ての本が50%分のポイント還元されます。…

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